グループ正誤判定機能のご紹介

何ができるの?

今回はとても便利な機能、「グループ正誤判定」機能をご紹介します!
グループ正誤判定を使うと、複数の解答欄について、その全てに正解が入っているときにだけ正解と判定し、正解・不正解マークを表示する、ということができます。
え?どんなときに役に立つのかって?
わかりました。じゃあ、下の動画でこの機能を使った教材の例を見てみましょう!


例:漢字のパーツ組み合わせクイズ

漢字のパーツを適切な位置に配置して、漢字を正しく組み立てます。間違った場所にパーツを置いてしまうと、不正解になります。
ドラッグ&ドロップ操作で、楽しく直感的にクイズに答えることができます。


では、下から今回の機能を紹介していきます。今回は「マグネットボックス」機能を多用するので、マグネットボックスの使い方に自信のない方は先にこの記事を見ておいてくださいね。

どうやって作るの?

では、漢字のパーツ組み合わせ教材を例に、この機能の使い方をご紹介していきます。

  1. 組み合わせたいパーツを準備する
  2. 解答欄用のボックスを準備
  3. パーツごとの正誤判定を設定
  4. 解答欄を配置してグループ化
  5. 全パーツ一括の正誤判定を設定

1. 組み合わせたいパーツを準備する

概要

まず、組み合わせる対象となるパーツを準備します。ここでは、漢字のパーツを組み合わせたいので、各パーツをページ上に追加しておきます。

手順

  1. 各パーツをページ上に追加する
  2. (必要なら) ドラッグしやすいように、透明部分で反応するようにする
  3. パーツを入れておくためのボックスを準備し、パーツを中に入れておく
まずはパーツを配置しましょう

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2. 解答欄用のボックスを準備

概要

各パーツをドロップして入れる先になる解答欄を準備します。解答欄にはマグネットボックスを使います。

手順

  1. パーツの数だけ、解答欄用のボックスを準備する
  2. ひとつの解答欄にひとつだけパーツを入れられるように「編入制限」を設定する
解答欄になるボックスを配置しましょう


3. パーツごとの正誤判定を設定

概要

各解答欄に対して、適切なパーツが入っているかどうかを判定するための正誤判定を設定します。

手順

  1. 各パーツに名前をつける
  2. 各解答欄に正誤判定を設定する
  3. 解答欄ごとに正誤判定を確認する
各解答欄に正誤判定を設定していきます

Point !

パーツに名前をつけることで、グループオブジェクトや画像オブジェクトを正誤判定の対象にします。


4. 解答欄を配置してグループ化

概要

パーツを解答欄に入れた状態で、各解答欄を正しい位置に配置します。配置できたら、全ての解答欄をグループします。

手順

  1. 各解答欄に対応するパーツを入れて、正しい位置に配置する
  2. 解答欄のサイズ調整を「固定サイズ」に設定し直す (現在のサイズに設定される)
  3. 全ての解答欄をグループ化する
解答欄をグループ化して、ひとつのオブジェクトにします

Point !

グループ化した後に、各解答欄をアクティブな状態にしてパーツを出し入れできるようにします。一旦、親となるグループをアクティブにしておき、その後各解答欄上を長押ししてアクティブにしていきます。


5. 全パーツ一括の正誤判定を設定

概要

解答欄をグループ化したグループオブジェクトに対して正誤判定を設定します。

手順

  1. 解答欄グループを選択して正誤判定を有効にする
  2. 判定対象を「全ての子」にする
  3. 各解答欄をアクティブにして、パーツを元のボックスに戻す
グループオブジェクトに正誤判定を設定します

Point !

正誤判定の対象を「全ての子」に設定することで、全解答欄に正しいパーツが入っているときにだけ正解と判定されるようになります。

最後に

今回の記事では、漢字を正しく組み合わせるクイズを例に、グループ正誤判定機能をご紹介しました。漢字の組み合わせ以外にも、ものを正しく配置させる教材を作りたいということはあると思います。そんなときは、ぜひこの機能を思い出して、使ってみてくださいね!

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