支援用キーボード操作機能 (Finger Board 2.0.0 新機能紹介)
Finger Board 2.0.0 では、外付けのキーボードを使って学習用の操作を行うことが可能になりました。
操作に使うキーは「←」「→」「↑」「↓」「Enter」「Space」の6種類です。それぞれのキーには、次のような機能が割り当てられています。
- 「←」「→」キーでフォーカスを移動
- 「Enter」キーでフォーカスしたオブジェクトを選択
- 「↑」「↓」キーでページを移動
- 「Space」キーで選択をキャンセル/ひとつ上の階層に戻る
では、以下では具体的な例で、これらのキーによる操作法をご説明します。
(今回の説明には、学生用 Finger Board (Finger Board for Students) を用いています。)
1. 支援キーボード機能を有効にする(初回のみ)
支援キーボード機能を使用するには、まず、以下の手順で支援キーボード機能を有効にしてください。
- ファイル一覧画面の右上の「i」マークをタップして、「設定」を選択する。
- 設定パネル内の「支援キーボード」をONにする。
支援キーボード操作を行うための設定は以上です。
では、お手持ちの Bluetooth キーボードを端末に接続して、早速支援キーボード機能を確認してみましょう!
2. キーボードで練習ボックスを開く
以下では、キーボードを使って練習ボックスを開く方法をご説明します。
- 「←」「→」キーで練習ボックスにフォーカスを当てます。
- 練習ボックスにフォーカスが当たった状態で「Enter」キーをタイプします。
どうですか?練習ボックスが開かれたでしょうか?では、次は、キーボードを使って問題を解いてみましょう。
3. キーボードを使って四択問題を解く
キーボードを使って練習問題を解くのはとても簡単です。上の例と同様に「←」「→」キーと「Enter」キーの組み合わせだけでできますよ。ここでは、それに加えて、キーボードを使ったページ移動の方法を確認しましょう。
- 「←」「→」キーで正答オブジェクトを選択します。
- 正答オブジェクトにフォーカスが当たった状態で「Enter」キーをタイプします。
- 「↓」キーで次のページ移動をします。
どうですか。正答を選択して回答できたでしょうか。
「Enter」キーは正誤判定だけでなく、全てのタッチ機能について有効です。タッチ機能が設定されたオブジェクトが選択された状態で「Enter」キーを押すと、タッチ機能を呼び出すことができるんですよ!
では、以下では、練習ボックスを閉じる方法をご説明します。
4. キーボードを使って練習ボックスを閉じる
練習が終わったら、練習ボックスを閉じましょう。フォーカスを解除したり、練習ボックスを閉じたりする方法は以下の通りです。
- 「Space」キーで正解/間違いマークを消す。
- もう一度「Space」キーを押して練習ボックスを閉じる。
Spaceキーは、 (a) タッチ機能が呼び出されている際にはタッチ機能のキャンセル操作として、 (b) オブジェクトが選択された状態では選択のキャンセル操作として、 (c) 何も選択されていない状態ではひとつ上の階層に戻る操作として機能します。